高圧スイッチング電源

高電圧電源装置

高電圧電源とは?

低い電圧を高い電圧にする装置が高電圧電源です。
電力会社から送電される電気は6.6kV、33kVなど高電圧ですが、 実際に電気が使用される末端では変圧されて、200V、400Vなどの低電圧となります。
稼働に高電圧を必要とする機器や、高電圧の耐圧試験を行う際には、「低電圧の交流→高電圧の交流や直流」の変換が必要となります。
・自動車の車体や部品、建築材などの塗装用に直流高電圧を発生させる
・電線など産業用電気機器の耐圧、絶縁破壊、インパルス試験
・金属・プラスチックなどの表面処理にくり返し高電圧を発生させる
・資格認定校教材として高電圧実習を行う

高電圧電源とは

高圧電力と低圧電力の違いとは?

高圧と低圧の違いとは契約電力の大きさの違い。 原則として高圧電力は50kW以上、低圧電力は50kW未満の契約です。 低圧電力は電柱に設置されている柱上変圧器(トランス)で100Vと200Vに変圧されて届けられます。 高圧電力では6600Vの状態で各施設のキュービクル式高圧受電設備(キュービクル)へ届けられたのち、 キュービクル内で100Vや200Vに変圧して使用されます。
工場や大型商業施設、病院などが高圧電力を契約しているのに対して、 低圧電力は商店や医院、カフェ、美容院などの事業所から一般家庭までが契約しています。

高圧電力と低圧電力の違いとは?

高圧電力契約電力が50kW以上(目安)
6600Vの高圧電力を施設内に設置されたキュービクルで受電する
キュービクルで100Vや200Vに変圧し、電気を使う
低圧電力契約電力が50kW未満(目安)
柱上変圧器で100Vと200Vに変圧された電気を受電する
電気はそのまま使える


高圧電源