電位治療器とは
電位治療機は厚生労働省より認可を受けた、
ご家庭でもご利用いただける医療機器です。
電位治療器のその他の呼び方として、“電子治療器”や“電気治療器”、 老舗メーカーの名前をとって“ヘルストロン”と呼ばれることもありますが、“電位治療器”が正しい名称です。
電位治療器の仕組み
電位治療器は、電極(または電極からのアース)の間に高電圧をかけて、人工的な電界を発生させます。 この電界で身体を包み込み、血中のイオンバランスを調整、自律神経の働きを調整し、 人間が本来持っている自然治癒力を高めることができます。身体に直接電気を流すのではなく、 細かい電子が身体中の細胞に働きかける仕組みなので、低周波治療器のようなピリピリとした感触もありません。
からだを電界で覆う家庭用医療機器
電位治療器は、からだに対して「押す」とか「もむ」などの物理的な力を与えるものではなく、 からだを電界で覆って電位の力で頭痛、肩こり、不眠症及び慢性便秘の緩解を目的に、 一般家庭での使用が認められている家庭用医療機器です。
電位とは
「電位」とは、マイナスやプラスの電荷を持つエネルギーのことで、電位のある空間を「電界」と呼びます。
電位治療器は、電極間又は、電極からアースの間に高電圧をかけて電界を発生させ、その中に人間のからだを置くことで治療する機器です。
病院や診療所に置かれている電位治療器は3万V(ボルト)の電圧がかけられるものもありますが、
家庭用電位治療器は、電位の大きさによって1000V以下の機種(低圧の電位治療器)と、
1000Vを超え9000V以下の機種(高圧の電位治療器)があり、また、出力電圧の形式により直流式と交流式があり、
これらは全て薬事法の認証や承認を得ています。
電位治療器の作用は、電位のある周りで発生した電界が、皮膚や体表面の感覚受容器を刺激し、
生体内に誘導された電流の作用、あるいはそれらの相乗作用による自律神経機能への影響とそれに伴う末梢循環改善によるものと考えられています。