突入電流防止回路
抵抗制限方式
入力ラインに抵抗を挿入するものと、ラインフィルターのコイルの抵抗を利用する方法。
常時損失しているので小電力向けに使用されます。
サーミスタ方式
入力ラインにサーミスタを挿入する方法。
最初は抵抗値が高く突入電流を抑え、通電して温度が上がると抵抗値が下がり、損失が少なくてすむ特性を利用しています。
SCR方式
SCRと抵抗を並列にした回路。
最初は抵抗だけ突入電流を抑え、平滑コンデンサの充電が終わった頃にSCRをONして、抵抗の損失をなくします。
最初の投入時とSCRがONした時の2回突入電流が流れます。